不動産投資はなるべくコストカットして、コスパ良く稼ぎたいという人が多いです。
会社経営なので、コストカットは大切なことです。
しかし経費をかけるべき所にはかける必要はあります。
例えば、
合同会社は、設立コストが株式会社に比べて安いですよね。
設立費用総額は
株式会社はおおよそ30万円。
合同会社はおおよそ10万円。
株式会社でも合同会社でも
融資審査基準は変わらないのですが、
審査部に稟議を上げた際、
担当者は審査部から、
「この会社はなぜ合同会社なんだ?」
と問われることがあります。
担当者も上司に、「設立コストが安いからです」とは言えないでしょう。
これから2棟目、3棟目と事業拡大を目標とする融資先が、
そんな、わずか数万円の設立費用を
ケチるようなことでは審査部の心証も悪くなります。
銀行担当者ももっともらしい理由を
考えなければいけなくなります。
こんなこともあり得ますので、株式会社を設立した方が良いと思います。
事務所にしても同様です。
最近では、バーチャルオフィスやシェアオフィスはダメという金融機関がたくさんあります。
ワンルームマンションならいいのか?
これも微妙です。
今でこそSOHOのようなものもありますが、銀行が会社、事業として認めるのは、
工場がある、
自社事務所ビルで2階建だ、
ワンフロア貸切り、
売り場のしっかりとした店がある、
など昭和時代からあるようなビジネスなら文句の付けようがありません。
ワンルームマンションの1室での事務所が、はたして
融資対象として認めてもらえるか、もらえないかは、何とも言えません。
今日はこの辺で。
今日もお読みいただきありがとうございました。